ハイブリッドインバーターで家の電化製品を稼働し始めて、試験運用の時の設定のままではいくつか問題がありました( ;´・ω・`)
まず、電子レンジや炊飯器などの消費電力の多い物を使用した時、一時的に25V以下まで電圧が下がる為、バッテリー供給からグリッド供給に切り替わってしまいました。
BMSのSOCが60%前後(26V前後)、LoadAC出力1800W使用時に24.6V付近まで下がっていたので、14、12、4の設定値を変更
4-ACに切り替わる電圧 24.8V
12-過負荷電圧 23.6V
14-低電圧アラーム電圧 25.0V
バッテリーを3並列にした結果、バッテリーの充電時間が3倍になった為、夜間8時間で充電する為にAC充電電流を33Aに設定。
また、満充電まで充電できなかったので、5、9、11の設定値を市販充電器の電圧に設定。
5-バッテリーに切り替わる電圧 27.6V
9-ブースト充電電圧 29.2V
11-フロート充電電圧 28.4V
28.4V以上は急に上昇していくので、バッテリーへの負荷を軽減する為に満充電付近になったらバッテリー出力へ切り替えるように設定。
ブースト充電は市販充電電圧に合わせ、フロートは充電電圧範囲で低めに設定。
今日は天候に恵まれ、PV発電量1.0KW以上だったので、夕方5時の時点でBMSのSOC60%前後でした。440Wのパネルですが、最大発電量は350W程度で公称の約70%程。
1月現在、晴天で発電開始は8時過ぎ~、ピーク時の発電量は320W、発電終了は16時くらいまでで約8時間。
接続回路の昼間の常時負荷は常時200~300Wで、エアコンや電子レンジを使用すると1kW~1.6kW程。
エアコンと電子レンジを同時に使用すると、エアコンのコンプレッサー作動のタイミングにより2.5kW以上となり、過負荷で商用電力に切り替わってしまう。
バッテリー3台を80%充電する為には33Aを8時間程度必要。
300Wの発電でPV電流約12Aで、常時負荷分でほぼ消費されてしまう。
エアコンはデイタイムは極力使用しないようにしている為、ホームタイムの消費電力が多く7時~9時までで約50Ah消費してしまう。
晴天であれば9時以降はソーラー発電で相殺され、バッテリーの消費は抑えられているが、晴天以外ではバッテリー容量が不足し、17時以降にはバッテリー残量が20%程度になっていることが多い。
快晴であれば23時頃に残量が20%以下となる。
バッテリー増設したいところですが、消防法に触れないように設置する為には、現状の台数で運用したいところ…
ソーラーパネルを増やす方向へシフトする予定。
※ハイブリッドインバーターをL1用、L2用、200V用と計3台使用しようと思っているため、24V100Ahバッテリー台数を3台、2台で構成予定。
今後は回路の割振りを考える予定。
バッテリーについて、バッテリー3台を並列にして使用していますが、各バッテリーのセル電圧の差はあまり無いのですが、SOCは合わないです( ;´・ω・`)
バッテリー毎にBMSが独立しているためだと思います…( ;´・ω・`)
あと消費電流や充電電流は各バッテリー異なります。プラスに近い程大きくマイナスに近い程小さくなっています。
各バッテリーへの寿命的影響は不明…( ;´・ω・`)
あと設定ではなく設置に関して、布団乾燥機を使用した2kWの高負荷時にバッテリーケーブル(EM-CED14sq)へ100A以上の大電流が流れましたが、50Aのブレーカーは2倍以上の電流でも作動してくれませんでした…( ´;゚;∀;゚;)
EM-CED14sqの許容電流91A、周囲温度10℃程度で温度係数1.26
91x1.26→114.6A
時期的に電線のギリギリ許容範囲でやり過ごした感じ
ブレーカーの動作温度特性上、周囲温度が低かった為、定格の倍でも作動しなかったとみられる…( ;´・ω・`)
さすがにこの状態では安心して使用できないのでバッテリー配線を変更
定格出力3000W÷公称バッテリー電圧24V→125A
※高負荷時のバッテリー電圧は25~26Vなので、電流値はもう少し低くなる計算。
実際は20A程の出力時に100Aを超えていたので、最低限の許容電流は150A程度必要…
まず、このハイブリッドインバーターの配線挿入口が小さく38sqサイズでギリギリ…
また、端子間が狭く38sqの端子では取り付けできない…( ;゚皿゚)ノシ
苦肉の策としてインバーター接続ケーブルをEM-CED38sq(許容電流165A)を使用し、端子はR22-6Sを38sqのダイスで圧着するという邪道な取り付け方法…( ´;゚;∀;゚;)
※さすがに仕事ではこんなことしません!
バッテリー間の配線はさすがにEM-CED38sqでは硬く扱い辛いので、とりあえずEM-CED14sqとブースターケーブル38sqを2本並列接続
線抵抗が38sqの方が低く38sqにほぼ電流は流れるが、14sqの方にも1/5程度流れている。
KIVが欲しかったが、ブースターケーブルの方が安かったのでとりあえず代用。
ブースターケーブルは、芯線は38sqでも、銅覆アルミなので許容電流はKIVよりも低いと思われる。
アルミケーブルの許容電流は純銅ケーブルの1サイズ下の許容電流と考えるとKIV22sqの100A相当となる
一応200Aってやつを購入したんですけどね( ;´・ω・`)
120Aクラスのブースターケーブルでも14sq程度の太さしかない…
ブースターケーブルの線材の情報って無いんですよね…検索すると800Aとか2000Aとか売られてましたが…( ´;゚;∀;゚;)
スペック詐欺なだけな気もするし、KIVを購入した方が安いならKIVを購入した方が安心でもある。
届いて早速切断加工~
とりあえずこれで暫く運用。
後日、高負荷時に2回程バッテリー用のブレーカーがトリップしました。
ブレーカー容量を60Aに変更する予定です。
また、ハイブリッドインバーター2台使用したいので、いずれはネツタフ115HKIV38sq、バッテリー間のケーブルはネツタフ115HKIV38sqに変更する予定。ネツタフ115はサイズ上位並みの許容電流なので、電線のサイズダウンするのに適しています。
今まではネット購入していましたが、コスト的問題で仕事でお世話になっている電材屋さんにネツタフ115HKIV38sqと2P60Aブレーカーを発注しました。
楽天やAmazonで探してもコストが高い事や、ブレーカーは生産待ちだったので…( ;´・ω・`)
電材屋ルートだとブレーカーも電線も即納でしたね♪
・ネツタフ115HKIV38sq ¥890/m
※10m購入で8900円
楽天だと倍くらいの価格…( ;´・ω・`)
ブレーカーは¥2600/個
※3つ購入で7800円
すぐ欲しかったので即納は有難い( *・ω・)ノ
電線はさすがに10m以上という制約がありましたが、バッテリー同士の接続は60sqの代わりに38sqx2条結線で許容電流2倍にする予定。