SRNE(その他OEM含む)HF2430系ハイブリッドインバーターにおいて、PV入力がされない原因が判明( *・ω・)ノ
検証するまでもなく、過去の膨大なデータを分析して確証しました。
機器そのものの問題というよりは、ハイブリッドインバーターとバッテリーのBMSがリンクしていない事による不具合で、ユーザー側の対策が必要と思われます。
まず原因ですが、ハイブリッドインバーター本体でSOCが100%である場合、PV入力をカットする仕様になっている為です。
その為、バッテリー自体は消費していてもハイブリッドインバーター側がSOC100%だと思い込んでいる以上、PVから入力がカットされ続けてしまいます…( ;´・ω・`)
当方の場合、夜間に商用電力から充電して昼間に蓄えた電力を消費するといった使い方をしていた為、購入当初から頻繁にこのような状態になっていました。
バッテリーに切り替わってから、大電流を使用すれば一気にSOCも下がる為、何事も無くPVも発電するのですが、節電も兼ねてなるべく電力消費を抑えていた為、朝気付くと発電していないという事態になっていたわけです。゚(゚´Д`゚)゚。
快晴なのに日中ずっとSOCが100%の為、その日は発電量0kWhという結果になった日もあります( ;゚皿゚)ノシ
機器の仕様とわかれば対策を考えたら良いのですが、ハイブリッドインバーター側のSOCがどのように算出されているか不明です。
バッテリー電圧も26.5V以下で80%前後に下がったり、26.1Vまで100%で急に40%前後まで下がったり…電圧で読み取っている訳でも無さそうで…
バッテリーのBMSからの正確なデータを、ハイブリッドインバーター本体に送る方法があると良いのですが…( ;´・ω・`)
ハイブリッドインバーターに搭載されたCANバスから、CANバス搭載のBMSとデータをやり取りできるようですが、資料が見つからないので今のところ不明です。
HF2430U60-100の場合はRS-485の5,6pinがCAN-H,Lに該当しているようです。
HF2430S80HではCANバスが独立して設置されています。
HF2430U60-100はWi-FiモジュールでRS-485を使用しているため、CANを接続するにはRJ45モジュラージャックを分岐しないと、どちらかしか使用できません。
ある意味LAN用モジュラージャックが代用可能なのは救いかもですが…
最終手段は、バッテリーを殻割してCANバス搭載のBMSに交換する方法…
↓ ※参考(この商品を推奨しているわけではありません。)
でも殻割してしまうと保証がなくなるので、バッテリーが正常なうちはなるべく殻割はしたくありません。
今のところ満充電にしないようにするしか方法が見つからないです…(|||´Д`)