我が家のハイブリッドインバーターはインバーター出力時に系統から完全に切り離して自立運転させているので、ハイブリッドインバーターで系統電力が計測できません。
その為、以前からハイブリッドインバーターの入力側電力と、出力側電力をインバーター停止中でも測定したいという思いがありました。
今回、AmazonでWi-Fi式電力モニターを2480円で見つけたので、早速2個購入してみました。
詳細が何も記載ありませんでしたが、届いた商品はどうもTuya PC311W-TYのようで、SmartLifeアプリ対応で機器登録のみで使えます♪ヽ(*´∀`)ノ
LvyuanのBAT-S48100と同じですね。
⇓ PC311W-TYが2つ追加されました
でも、落し穴が…(´д`|||)
PC311W-TYは単相2線式電力モニターなので、2つのCTをL1相とL2相に使用しても正しい電力が計測できません…( ;´・ω・`)
CT1⇒L1
CT2⇒L2
で接続した場合、電源接続した相に対しての電力を計測するので、
CT1⇒潮流
CT2⇒逆潮流
として計測されていまいます。
この製品は基本的に同じ相に対してCTを設置する必要があります。
また、同じ相で入力側と出力側へCTを設置すると、商用電力を使用する時は電力が合算されてしまいます…(´д`|||)
CT1⇒入力5kW
CT2⇒出力5kW
トータル電力10kW
苦肉の策として同相ペアにして、
CT1⇒入力側潮流
CT2⇒出力側逆潮流
でセットし、夜間充電時はCT1とCT2の差で充電電流が判るようにしています。
日中は、入力電力が無くなるのでCT2のみ計測されます。
夜間は、入力電力と出力電力が同じなのでトータル0kWと計量されます。
これだとトータルデータは正しく無いですが、
購入電力⇒プラス
自家消費電力⇒マイナス
トータルでマイナスになっていれば節約されていることになるし、プラスになっていれば購入電力を多く消費していることになります。
今後の対策として現在考えてるのは、CT2(出力側)をマグネットスイッチの補助接点でOnOff制御すれば、二重計測されずに済むと思いますが、問題は配線抵抗増加による計測誤差がどの程度出るかですね( ;´・ω・`)
また、アプリの積算データがリセットできないので…Overview画面のデータは無視するしかありません。゚(゚´Д`゚)゚。
Tuyaの単相3線式電力モニターを素直に購入すれば早かったのですが万超え価格なのでなかなか貧乏人には手が出せません…
正確な電力を計測するには格安で国産スマートメーターを入手するしかなさそうですね。