趣味のお部屋

やってみたいと思ったことが趣味…それを極めたらプロかな?

MPT7210A・・・冷却ファンにトラブル発生で内部温度99℃計測・・・(;゚Д゚)

世間がシルバーウィークと

休日を満喫している中、

連日とある工場の停電工事をしていました。

予定よりも早く作業が終わったので昼過ぎに帰宅し、

何気に電気室の確認をしたところ、

MPT7210Aに取り付けた温度計が

99℃を計測していました…(;゚Д゚)

 

マジか…(;´Д`)

 

ケースもかなり高温となっており

サーモグラフィで内部を確認したところ、

ヒートシンクとチョークコイルの温度が99℃に達しており…

サーモセンサーの故障や計測異常ではないことが確定

、

 

このコントローラーは

入力電圧を12Vではなく10.5Vまで降圧しているため、

ファンの定格電圧以下となり回転が落ちるのですが、

純正ファンの品質も悪く回転にムラができるようで、

起動時の不安定な電力で劣化したのか

かなり低速回転となっていたと思われます。

 

msn-06s.hatenablog.jp

 

早速4cmのファンを購入し取替えてみました。

⇓ 左:購入品、 右:純正撤去品
f:id:MSN-06s:20260926072656j:image

定格電圧は同じDC12Vですが回転数は不明

購入したファンの仕様はDC12V/0.15A/6200rpmとなっていますが未確認

⇓ 左:購入品、 右:純正撤去品

購入したファンを見て・・・気になったのがPSEマーク(;´・ω・)

PSEマークはAC100V以上の電気用品及びリチウムイオン電池が対象であって、DC12Vのファンは対象外なので、中国製品の何にでもPSEマークを付けている状況を見ると、中国製品のPSEマーク自体がニセモノにしか感じられず、逆に心配になりますね…(;´・ω・)

このファンにあるPSEマークは明らかにニセモノってことです・・・

f:id:MSN-06s:20260926072759j:image

ファン取替後のヒートシンク温度は40℃前後と正常に戻りました♪

そしてファンの音がほとんど聞こえないくらい静かです。

ホントに6200rpmあるか怪しいですが、しっかり冷却はされているので良しとします。

 

ハイブリッドインバーターだと、ファン異常でエラー停止しますが、MPT7210Aは何の保護装置もないので、気付かなければ発火してたかもしれないですね。

いつからこの状態だったのかはわかりませんが、折角長寿命化したMPT7210Aですが、99℃という高温環境下で稼働していたので、確実に寿命が削られてしまいました…⊂⌒~⊃。Д。)⊃

 

msn-06s.hatenablog.jp

 

msn-06s.hatenablog.jp

 

ある意味長寿命化改造をしていたので発火しなかったとも言えますが…

今後は高温停止回路を追加した方が良さそうですね(;´・ω・)

Lvyuan 18kW三相4線式ハイブリッドインバーターについて|д゚)注意喚起

Lvyuanから販売されている三相4線式ハイブリッドインバーター

LVYUAN 18kW 三相負荷対応 独立型ハイブリッドインバーター|太陽光・蓄電池・発電機入力対応|工場・農業設備・倉庫・BCP対策向け – LVYUAN(リョクエン)公式ショップ

このようなハイブリッドインバーターがラインナップされています。

インバーター出力が18kWなので、ソーラーパネルの定格総容量が10kW以上であれば一般用電気工作物ではなく小規模事業用電気工作物となります。

小規模事業用電気工作物は、系統接続の有無に関係なく、オフグリッドであろうと経済産業省への届出義務が発生し、「基礎情報届出」「使用前自己確認届出」「技術基準適合維持義務」「有資格者による施工義務」があります。

問題は「使用前自己確認届出」で電気設備技術基準(絶縁抵抗、接地、過電流保護等)に適合していることを自ら確認・証明して書類を作成する必要があります。

メーカーから技術基準適合を証明するデータ(耐圧試験、絶縁、構造要件など)が必要となってきます。

 

また系統に接続する場合は、連系協議と技術資料の提出(実質的にJET認証同等の証明)を要求されます。

系統接続する場合、まず三相4線式での使用は難しいです。

その根拠は単相3線出力と三相3線出力の混在にあります。

各電力会社は三相3線式電力に単相負荷を接続する事を禁止しています。

そのため、三相4線式出力のハイブリッドインバーターを接続し、商用電力を使用すると単相負荷も全て三相電力から賄うことになります。

また系統に接続できる機器は定格100V及び200Vの機器なので、出力200Vのできないこの機器が系統接続を認可される可能性は極めて低いと言えます。

 

また最大充電360Aということは、最低でも360Ah以上のLFPが必要となります。

 51.2V×360Ah=18432Wh≒18.4kWh以上

JIS同等のIEC規格品だとしても、消防法(火災予防条例)による20kWh超の縛りがあるので、注意が必要です。

 

msn-06s.hatenablog.jp

 

購入を検討される方は必ずメーカーに確認してください。

FXで○万円スった過去⊂⌒~⊃。Д。)⊃・・・懲りずにリベンジに燃える・・・

実は・・・

過去にFXで大損しています

 

・・・⊂⌒~⊃。Д。)⊃

 

所謂デイトレードって奴なんですが、

ハイリスク・ハイリターンということもあり、

数ヶ月で600万円が消えました…(ノД`)・゜・。

 

FXから潔く足を洗いました・・・

 

あれから4年が経過し・・・

損した600万円分の

損失繰越期間(3年)は

過ぎてしまいましたが・・・

 

最近になって、

再びリベンジに燃えてます・・・

 

 

FXよ!私は帰ってきたwww

アナベル・ガト-風

 

 

☆過去を振り返り、どうして大損したのかを分析

まず当方は電気工事士である為、日中はほぼチャートを見ることができません。

ですが、短期ハイリターンを目論みスプレッドの大きいGBPJPYのデイトレードに手を出しました。

事の発端は投資系YouTubeを見てて、ダブルトップやダブルボトムといった、所謂黄金チャートと呼ばれる視覚的なチャートパターンだけ覚えれば勝てるって・・・配信者の言葉を鵜吞みにしてしまい、運が良ければたまたま儲かってしまう為…トレンドの波に乗れば1日で数十万円の利益も楽に出せます…

まず、初心者は損をしたくない・より多く儲けたいといった欲があるので、損切や利食の設定をしません。

帰宅後の限られた数時間の中で、黄金チャートと勝手に思い込んでトレードしている為、要人発言による急な値動きでプラスから一気にマイナスへ転落するといったことは日常茶飯事で、赤字になった精神的ショックにより焦りと取り返さなければという思考が、更に赤字を膨らませ、損切りせずトレンド転換を期待して翌日へ持ち越しすると保証金が必要となり、資金を確保するために更なる入金が必要となりますが保証金が支払えなければ即退場で大赤字確定となります。

また利食いをせず決済タイミングを逃したり、トレンド終盤でエントリーしたり、限られた時間の中で行うデイトレードでは、赤字続きだと焦りから無駄なポチポチが増えるだけです。

ただ、赤字でも3年間の損失繰越期間があるので、翌年の利益が損失分出ても税金がかかりません。

実はこれが最も気を付けないとダメなところで、損失が大きくなる程この期間内に取り返したいという欲がでます。

この欲によってLot数を増やすという一番愚かなことをしてしまい、Lot数を増やすと利益も格段に増える反面、リスクも格段に大きくなります・・・FXでは損失が2倍です。

仕事後の疲れた脳ではインジケータを使ったチャート分析も、自分の都合の良い予測しかできないので、最終的に600万円の資金をドブに捨てましました・・・⊂⌒~⊃。Д。)⊃

 

☆間違った行動

・黄金チャートを崇拝

・資金に対してLotが大きすぎ

・損失⇒Lot増加

・損失によるストレス・時間の焦りによる精神状態

・損切・利食いは”損”という思考で未設定

・欲や焦りで無駄なエントリー増加

・自分に都合の良いチャート予測

 

☆再開の方針

過去を振り返ると自分に合っているのは、時間的に余裕がありじっくり分析でき戦略が立てやすいスイングトレード(中期)ですね。

また主戦場にしていたGBPJPYは変動幅が大きいので、100万円程度の資金で始めるのは無謀なので、とりあえずUSDJPYに切り替えようと思います。

GBPJPYもUSDJPYも相場的には似たようなもので、リスクやリターンがUSDJPYの方が低いです。

 

☆現在の相場を確認

⇓ MetaTrader5 USDJPYの月足チャート

月足ではMACDインジケーターがまだ0以上なので上昇トレンドと判断。

ただスイングトレードが主戦場なので全体のトレンド参考程度です。

⇓ MetaTrader5 USDJPYの週足チャート

週足ではMACDインジケーターが0付近で現状ではどちらとも言えません。

スイングトレードでは、月足が全般的に買い優勢の上昇トレンドなので、週足が上昇トレンドに移行したら、押し目買い、週足が下降トレンドに移行したら、戻り売りですね。

⇓ MetaTrader5 USDJPYの日足チャート

日足ではMACDインジケーターが0以下なので、まだ下降トレンドと判断できます。

この場合、短期的には買い優勢となっても、売り優勢に転換する可能性が高いので、戻り売りでエントリーになります。

⇓ MetaTrader5 USDJPYの4時間足チャート

4時間足で見ると、MACDインジケーターがプラスで短期上昇トレンドとなっていますが、上位足が下降トレンドなので、戻り売り狙いとなります。

赤の移動平均線(SMA200)が抵抗帯となっている可能性があるので、ココでエントリーしても良さそうですね。

⇓ MetaTrader5 USDJPYの1時間足チャート

1時間足では直近の最安値よりも下がればエントリーしても良いと思います。

 

と

 

知った被ってますが、

600万円スってるんで

何の説得力もありません⊂⌒~⊃。Д。)⊃

 

答えは後日に判りますね(=゚ω゚)ノ♪

 

☆最終的なルール

スイングトレードで、時間的余裕があるので分析でタイミングを予測。

主戦場はスプレッドの小さいUSDJPYに変更。

資金100万円あたり1Lot(10000通貨)に厳守。

利食400pips損切200pips設定。

保有期間は金曜日迄を厳守し、週跨ぎ禁止。

待機期間中は本番せず、デモトレードに切り替える。

最終チェックはAIにさせて、自分に都合の良い相場判定をしない。

一番怖いのは要人発言で、トランプは要注意人物

 

☆忘れてはいけない確定申告

ちなみに副業のFXで利益が出た場合、20万円以上あると確定申告が必要となります。

20万円未満の場合は住民税の追加徴収があるので、確定申告しない場合は市役所に申告が必要です。

利益の20.315%が課税となり、かなりデカいのでNISAやってる方が、確実に資産は増やせます。

リーフ(ZE1)の電費改善とSOCの精度(;゚Д゚)…検証で判明したキャリブレーションの重要性

以前、EVの電費を良くする乗り方について

記事にしましたが・・・

 

msn-06s.hatenablog.jp

 

2024年からリーフのモニターを始め、今年で丸2年となりました。

 

★航続距離はどうなった?

以前までは回生ブレーキを多用するような乗り方をしていましたが、2026年3月以降は、上記記事のような乗り方に変えています(=゚ω゚)ノ

⇓ 月別の電費の推移

月別平均でみると確実に昨年よりも電費は向上しています♪

2026年3月以降はどの月も平均電費以上の電費になっており、

全般的に前年比で0.5km/kWh以上増加しています。

最も電費の良い月は例年10月なので、来月に期待したい♪

 

⇓ 日別の電費の推移

日別平均でみると2026年3月以降は5km/kWh以下になっていないのが判ります。

気温の影響もありますが、全般的には平均値以上の日が多くなったように思います。

ちなみにエアコンは常時ONで、OFFにしたことはありません。

最大値の13km/kWhという高電費は、加速してほぼ惰性だけで走行して目的地に辿り着くような理想的な走り方をした日のデータです。

⇓ 充電以後の平均電費は14.2km/kWh、t@13.33km/kWhは1起動あたりの平均電費

インパネに表示される航続距離は、直近の電費を基に算出されていますが・・・

⇓ 満充電にした際の航続距離表示

⇓ この満充電した日にSOC20%まで走行した時のデータ

満充電でインパネの残量は100%ですが、SOCでは99.1%となっています。

容量率 :SOC99.1%-20.8%⇒78.3%

走行距離:35,480km-35,157km⇒323km

予想航続距離:323km÷78.3%⇒412.5km

満充電で航続距離419kmとインパネに表示されて、実際に走行したデータから算出した予想航続距離が412.5kmと6.5km差なので、インパネ表示はそこそこ信用しても良さそうですね。

 

当方のリーフは3年目で上記画像でも判るようにSOH85.5%まで低下し、既にセグ欠け目前の状態でした⊂⌒~⊃。Д。)⊃

⇓ セグ欠け1段階目はSOH85%です・・・

⇓ 6月調整真っ最中に満充電してSOC20%まで走行した時のデータ

SOH調整中なのでSOHは1%近く減少していますが・・・

容量率   :SOC96.7%-25.5%⇒71.2%

走行距離  :32,489km-32,174km⇒315km

予想航続距離:315km÷71.2%⇒442.4km

実際の航続距離と遜色のないと言われているWLTCの航続距離450kmと、SOH約87%の段階で実際に走行したデータから算出した予想航続距離442kmが良い勝負になっています。

出典 2022年~日産リーフ(ZE1)カタログ

WLTCの航続距離450kmの電費は、450km÷60kWh⇒7.5km/kWh

上記LeafSPYのデータを使って計算すると

使用容量:60kWh×SOH87%×71.2%⇒37.16kWh

電費  :315km/37.16kWh⇒8.47km/kWh

バッテリー温度が25℃程度で、WLTCの測定基準は25℃と同等の環境下で、WLTCよりも1km/kWh良い電費結果となっています(*´ω`*)♪

 

ただ・・・いくら400km走れると言っても、

SOC0%まで乗るなんて怖くてできないですよね(;´・ω・)・・・

 

★インパネに表示される残量

前から気になっていたのですが…インパネに表示されている残量とSOCは違う数値となっています・・・

メーカーが意図的に安全マージンを見込んで上限95%・下限2%に設定されているという情報を得ていたので以前の記事に記載したのですが・・・

msn-06s.hatenablog.jp

満充電でSOC99.1%を記録した事から、この情報はBMSのSOCではなく定格容量の95%以上の領域と、2%以下の領域がカットされている容量が実効容量として60kWhあると考えたほうが良さそうです(;´・ω・)

 

LeafSPYで表示されるSOC

車両のBMSのデータ

・クーロンカウンター:充放電の積算量

・OCV補正     :静止セル電圧による補正

・温度補正     :温度変化による補正

・SOH       :劣化度を反映

・セルバランス補正 :最小セル電圧による補正

・Hx補正       :負荷による電圧降下の補正

クーロンカウンターによる積算容量に複数の補正を合成し算出した推定残量の割合

 

インパネに表示される残量

・BMSが満充電(定電圧充電へ移行しCレートが閾値に達した場合)と判断し、充電を完了した時に上限を100%でセット

・VLBW(バッテリー残量低下最終警告)となるセル電圧3.4V付近を0%としてセット

この2点を基準として非線形(非直線)の変換マップを通して補正された値がインパネの残量として表示されていると推測

 

その為、実際のクーロン減算量・Gids・SOCと、残量%の減り方は一致しない

 

★EVもキャリブレーションは必要?

SOC及びインパネの残量は、クーロンカウンターによって充放電による容量変化を算出していますが、僅かな誤差が発生するため充放電を繰り返す事により、誤差が蓄積され実際のSOCや残量値にズレが生じます。

満充電電圧値と過放電電圧値をBMSに学習させ表示を校正させる事をキャリブレーションと呼ぶのですが、キャリブレーションを行わないと実際の残量とBMS上での残量のズレが大きくなり、SOCやインパネ残量表示にも大きく影響してきます。

この場合、信頼できるのは静止状態のセル電圧値と総電圧値となります。

 

以前LFP(リン酸鉄リチウムイオン電池)のキャリブレーションについて記事にしましたが、NMC(三元系リチウムイオン電池)でも例外ではないということになります。

msn-06s.hatenablog.jp

 

バッテリー警告(LBW)のトリガーは

・SOCが15%程度

・セル電圧3.5V未満+温度補正

この条件を満たした時に LBW が点灯するとされています。

⇓ 残量表示6%でバッテリー残量の警告

インパネ上の残量は6%しかないですが、BMSではSOC15.3%で残量は7,905Wh≒7.9kWhあることになっています。

⇓ 残量低下警告時のLeafSPYのデータ

電費7km/Kwhで走行すれば50kmは走行できますが、加速時の負荷によってセル電圧が3.0V以下まで低下すれば走行制限される可能性も有ります。

⇓ 15km走行して約2kWh消費しSOCは約3.5%減インパネ残量は4%

電費6.7km/kWhで設定した状態でVLBWまで27.7kmとなっていますが、この段階になるとインパネの航続距離は20kmを切っておりアテになりません。

総電圧は334Vでセル電圧は3.48V程度でセル電圧差も20kW程度の負荷であれば全く乱れないので、現状なら実質5%くらいまでは走行制限なく乗れそうな気はします。

VLBW基準(SOC6%~7%、セル電圧3.4V前後、Gids20~25)

 

クーロンカウンターの誤差によって残量が過小評価されていれば、キャリブレーションを実施することによって、残量は上方修正され残量警告が出るタイミングも遅くなると思われます。

逆に過大評価されていればキャリブレーションによって残量は下方修正されますね。

 

★キャリブレーションがSOHに与える影響

昨年の6月の調整で88%台まで急降下したSOHですが、9月と12月に少し回復し・・・

今年の3月と6月に再度85%台まで急降下し、9月にV字回復に成功しています。

⇓ SOHとHxの推移



以前の記事で、SOH調整はHxの増加とSOCの残量がトリガーになっていると仮説を立てましたが、直近3回の調整時の状況からこの説は消えました。

msn-06s.hatenablog.jp

先に記述したクーロンカウンターの誤差がSOH調整に影響していると仮定すると・・・

キャリブレーションの実施の時期によっては、BMSが推定実効容量と整合を取るために、SOHの補正が行われる可能性があります。

 

☆調整日とSOC・セル電圧の過去のデータを確認

⇓ ログ開始以降のSOH調整日と直近の満充電を行った日のデータ抜粋
SOH調整日 満充電日

高SOC時

 (SOC / Gids / セル電圧)

低SOC時

 (SOC / Gids / セル電圧)

2024/12/10 2024/10/26 97.7% / 697 / 4.21V 21.6% / 154 / 3.54V
2025/03/10 2025/02/15 93.9% / 666 / 4.18V 32.1% / 227 / 3.60V
2025/06/08 2025/06/07 98.2% / 697 / 4.21V 31.2% / 221 / 3.59V
2025/09/06 2025/08/02 96.8% / 655 / 4.18V 18.9% / 128 / 3.53V
2025/12/05 2025/11/22 97.0% / 655 / 4.20V 19.9% / 134 / 3.53V
2026/03/05 2026/01/17 95.8% / 650 / 4.18V 15.3% / 103 / 3.47V
2026/06/03 2026/05/15 97.9% / 657 / 4.20V 28.1% / 188 / 3.58V
2026/09/01 2026/08/29 99.1% / 649 / 4.21V 20.7% / 136 / 3.54V

  ※赤字の調整日はSOHが上がった時、青字の調整日はSOHが下がった時

  ※緑字の調整日はSOHに変化が無かった時

 

・SOHが下がった時

2024年12月

2026年3月

調整前よりも1ヶ月以上前に満充電しており、クーロンカウンターが上限値の校正を行ってからの期間が長く、誤差が蓄積されていた可能性が高く、上限側の誤差が大きさから容量低下と判断されSOHが下方修正された可能性がある

 

2025年6月

2026年6月

調整前の2週間以内で満充電されているのですが、SOC30%程度までしか使用されておらず、クーロンカウンターが上限値は校正されたが、下限値は校正されず、上限側にシフトされた誤差の大きさは変わらず容量低下と判断されSOHが下方修正された可能性がある

特に2025年6月は、下限値の校正が長期行われず、更にHx減少を防ぐために誤差の大きいSOC50%以下の運用をしていた為、誤差が大きくなりSOHが激減した可能性がある

 

・SOHが上がった時

2025年9月

6~8月にHxを上げる為、誤差の小さいSOC50%以上での運用が多かった為、キャリブレーションを行っていなくてもクーロンカウンターの誤差が小さく、SOHが上方修正された可能性がある

 

2025年12月

2026年9月

調整前の2週間以内で満充電~20%以下まで使用をしており、クーロンカウンターの上限値・下限値が共に校正され、SOHが上方修正された可能性がある

 

上下どちらに修正されるかが分かれば、SOH調整時にシステムのONOFFだけで変化させられることが判明しているので、この仮説が正しければ調整前にキャリブレーションを行う事で、推定容量の補正を行いSOHのズレを補正できる可能性があると思われます。

ただ、システムONOFFによるSOHの変化もエンドレスという訳ではなく、特定の回数又は変化率が決まっている可能性があるので、実質的なSOH以上に上げることはできないと思います。

経験則ですが、恐らく経年劣化の指標が別で存在し、その閾値を超えないように制限されているように思います。

 

2025年3月の調整ではSOHに変化が無かったので、あくまで推測でしかありません。

ただSOH調整時の判定要因の一つと考えても良さそうです。

 

★リーフのキャリブレーション

☆実施時期

SOH3ヶ月調整の1~2週間以内(近い程精度が高い)

☆充電方法

3kW普通充電が望ましい

充電量の違いにより、充電電流量が変化します。

急速充電では、定電流充電でCレートが大きく電圧が増加し充分に電力が蓄えられる前に上限セル電圧値に達してしまい、定電圧充電モードへ移行してしまいます。その結果SOC60%~80%程度という早い段階で定電圧充電に移行してしまい、低速充電となるので、満充電まで充電するとコスパが悪いのでお勧めは出来ません。

定電圧充電でセルの上限電圧値に達し、Cレートがカットオフ値まで下がるとクーロンカウンタは満充電と認識し、充電完了と同時にカウンターをリセットします。

普通充電のように電流量が少ないと、ゆっくり電圧が上昇するため、定電流充電によって充分電力量が蓄えられます。その後定電圧充電によりセルバランスが調整されて充電が完了します。

☆上限リセット

普通に満充電すればよい

充電停止セル電圧は4.215V付近で、充電中や充電直後は若干電圧が高くなっていますが、時間経過と共に電圧は下がり、4.18Vあたりで落ちついています。

※セルの劣化によって落ち着く電圧値は変化します。

※ログデータで4.18~4.21Vとバラつきがあるのは、充電完了後の時間経過の差で、4.21Vは充電停止直後のセル電圧です。

☆下限リセット

バッテリー残量低下警告(LBW)まで使用

セル電圧3.55V(SOC20%以下)程度で下限値の校正が行われる可能性がありますが、低温時は内部抵抗が高くなる事から電圧低下が大きく温度補正が強く影響すると思われる為、LBWを目安にするのが確実に思います。

残量表示-でSOC5%という情報があるので、VLBWまで下げれば精度は上がると思いますが、未検証なので断言はできません。

※走行制限はセル電圧3.0V~3.2Vに達すると発動するとされており、セル電圧2.8V~3.0Vに達すると電欠となる為、ここまで低下させる必要は無いです。

 

⇓ リーフのログデータから作成したSOC-電圧曲線

※リチウムイオン電池は満充電付近の電圧になると急激に電圧が上昇するのですが、リーフバッテリーのSOCと電圧のログを基にしたグラフでは極端な電圧上昇がみられない事から、電圧が急上昇する領域は4.2V以上とみてよく、ユーザーが過充電を気にしなくても良いように制御されていると思ってよいです。

充電電圧は403V程度に設定されているようで、セルバランサーによって4.22V未満に抑えているので、4.18~4.21V付近が満充電電圧となっています。

SOC50%以上の領域では電圧低下が大きく、電圧からSOCを推測する精度が高いので誤差が小さいですが、SOC50%以下になると電圧低下が緩やかになる為、電圧からSOCを推測する制度が低いので誤差が大きくなります。

このグラフでは低電圧領域のデータが無いですが、一般的にSOC20%未満になると電圧低下が大きくなる為、クーロンカウンターの校正をするのに適しています。

 

 

 

リーフのバッテリーでオフグリッド利用を考えている方向け|д゚)注意喚起!

ヤフオクでよく見かけるリーフバッテリー・・・

 

24Vや48Vに組み替えて、オフグリッド用として販売されている方が何人か見えますが、購入を検討されている方は目を通してください。

 

★リーフバッテリーの種類の違い

まず、リーフバッテリーとして流通しているものは、ZE0/AZE0/ZE1のリチウムイオン電池となります。

現行のZE2のリチウムイオン電池はまず流通しないと思っていいでしょう。

また2代目ZE1の60・62kWhモデルのリチウムイオン電池もDIY利用はほぼ不可です。

ヤフオク等中古で流通しているリーフバッテリーは初代24kWh・30kWh、二代目40kWhのリチウムイオン電池となります。

 

この理由はバッテリー構造にあります。

リーフe+(ZE1・62kWh)ではラミネートセルの電極をレーザーによって接続されている為、DIYレベルでこれを組み替えることは、ほぼ不可能です。

日産リーフe+(イープラス)試乗記・評価 航続距離だけじゃない! 爽快な加速感がより長く楽しめる走って楽しいEVへ | レビュー [CORISM]

オートモーティブエナジーサプライのEV用モジュール(出典:同社サイト)

その為パック毎にボルトで電極を接続している24kWh・30kWh・40kWhのリチウムイオン電池しかDIYで利用できません。

Nissan LEAF Module Gen 1 Details – OGSolarStore

Nissan LEAF Module Gen 1 Details – OGSolarStore

パック形状は24kWhは4セルモジュールで、端子が3つあり、前期と中期の2種類で中期の方が若干熱耐性が改善されている。

30kWhと40kWhは8セルモジュールで、端子が6つあります。

・ZE0(24kWh)ではLMO(マンガン酸リチウムイオン電池)

・AZE0(30kWh)ではLMO(マンガン酸リチウムイオン電池)+NMC添加

※30kWhはソフトウェア制御で安全率を下げる事で、自動車本体が使える容量を増やしたと謳っている販売者が居ますが、いくら日産でもわざわざ安全率を下げるようなアホなメーカーでは無いです。そんなことをすればクレームが増え自社の首を絞めるだけです。

・ZE1(40kWh)ではNMC(三元系リチウムイオン電池)

 

このようにリーフバッテリーと言っても種類がいくつかあり、オフグリッドに最も利用されているのが、2010年12月〜2017年9月に販売された24kWhリーフのリチウムイオン電池です。

 

★何故オフグリッドだと24kWhなのか?

リーフのセルは3.75Vですが、モジュールは4つのセルが2直2並列で接続されており、モジュールの公称電圧は7.5V、公称容量は65Ahとなります。

AESC製 HEM-200

48V系システムで充放電を行う場合電圧は40~60Vの範囲で行う必要がある為、LMOの使用電圧範囲3.0~4.1Vの場合、7パック(公称電圧52.5V)で直列接続が最適となります。

8セルモジュールの30kWhや40kWhのモジュールだと偶数となってしまい、6パック(公称電圧45V)ではシステム電圧が低すぎる為現実的ではなく、8パック(公称電圧60V)ではシステム電圧が高すぎる為、40~60Vという電圧範囲では最適ではありません。

8セルモジュールの半分だけ使えば・・・って思うかもしれませんが、半分のセルが常に充放電を繰り返し温度変化は当然ある訳で、使用していないセルに対してはBMSの監視外である為、未使用セルの過熱やショートに対する異常が検知できません。

また、8セルモジュールを半分にバラして使用するのは論外です。

 

★24kWhモジュールの実際の容量は?

24kWhはあくまでもリーフのバッテリーパックの容量であって、モジュール単体では公称容量65Ahである為、7.5V65Ah=487.5Whとなります。

モジュールを7パック組んだものだと487.5Wh×7=3412.5≒3.4kWh

ただこれはあくまでも新品での公称容量です。

実際はセグメントによって劣化率はわかり、9セグ相当で約70%前後となり、約2.3kWhとなります。

LMOは熱による劣化と経年劣化が大きい為、製造年式は特に重要で前期モジュールでは既に15年以上経過している為、セグメント表記が9以上でも実際には劣化がかなり進んでいる可能性は大きいです。

これは、リーフのSOH演算アルゴリズムの問題で、SOH算出は起動時しか行われず、Hxは走行時のみ算出されると推測できる為、走行頻度が少ない車両の場合はSOH演算が行われない期間が長く、セグメント減少が少なくても劣化は進行しています。

セグメントは1つの指標ですが、製造年式も重要だということです。

特にセグメント表記の無い物は得体の知れないゴミです。

また、電圧のバラツキがセグメント減少の原因だと主張している出品者が居ますが、劣化したセルの電圧を揃えたところでSOHが回復する訳ではありません。

この販売者は電圧だけで判断しバランス調整しているようですが、セルバランスはそんな単純なものではなく、同電圧・同電流での内部抵抗が揃ったセルを組み合わせることが重要で電圧だけを揃えることに意味はありません。バランサーが電圧を調整するので、内部抵抗が違っていてもある程度電圧は揃います。

問題は劣化したセルは内部抵抗が高い為、高負荷時のセルの電圧降下・容量低下・発熱が同時に大きくなることです。

 

★48Vとして組まれたバッテリーは安全?

ちゃんと安全に考慮されたものであれば良いですが・・・

実際にはかなり危険な組み方でバッテリーをヤフオクで販売している業者が居ますね・・・

商品画像の一部

商品説明の一部

母線の端子に8のような刻印が見えるので母線は8sq以下と認識できます。

この出品者は説明で、「バスバーを銅の次に電気を通すアルミ線で代用・・・アルミは抵抗が小さく銅より安くつきます。」と記載していますが、銅の次に電気を通すのはアルミではありません。アルミの導体抵抗は同サイズの銅と比べると1.59倍もあります。

母線の8sqよりも細い2.6mm程度のアルミの単線で、端子ボルトに巻き付け接続しています。

アルミは曲げによる金属疲労により脆くなり、断線する危険性が高いです。

また単線では一部が接触しているだけなので接触抵抗が大きく、更に導体抵抗も高いので端子部分が発熱します。

並列された7モジュールパックの抵抗は大きく変わってくるので、このような品質の悪いバッテリーを並列接続すると、各パックへ流れる電流差が大きくなり、パック同士の容量及び電圧は不均衡となります。

BMSが正常であれば問題にはなりませんが、BMSの劣化により正常に動作しなくなった途端、過電圧・過放電によってセルに深刻なダメージが及び、火災に発展します。

また簡易的なBMSを使用し、ユーザー側で情報確認できないような物は特に危険で、突然発火する可能性が高いです。

このような自作バッテリーはユーザー側でBMS情報が読み取れるものでないと危険です。

 

★リーフバッテリーの法律的落とし穴

オフグリッドする上で、かなりの人が勘違いしているのが消防法の認識です。

msn-06s.hatenablog.jp

基本的にJISやIECといった規格が証明できない場合、届け出不要な蓄電池容量は10kWh以下です。

ここで多くの人が勘違いをしているようですが、この容量は公称容量です。

リン酸鉄リチウムイオン電池(LFP)でいう10kWhは10.24kWhなのでアウトです。

公称電圧×公称容量×セル数で計算し、10000Whを1Whでも超えたらダメって事です。

厳密には法改正で各消防署長宛に明確な文書として通知されている為、厳密には(JISC8715-1、JISC8715-2)への適合と同等な国際規格IEC62619の適合が20kWh以下の絶対条件となります。

法改正当初は消防署でもあいまいな回答が多かったですが、現在は全国で統一されています。

これによって、規格証明が出来れば20kWh以下の合法設置が可能となるのですが、当然規格証明は無いので10kWh以下という縛りがあります。

24kWhのリーフバッテリーの公称容量は、7.5V×65Ah×7=3412.5Wh≒3.4kWh

これを3並列すると10.2375kWhとなるのでアウトです。

つまり2並列(6.825kWh)が最大となります。

※実効容量から計算するのは大間違いです!

これ以上の容量を設置したければ、蓄電池設備の設置申請をし設置条件をすべて満たさなくてはならず、DIYでできるようなレベルではありません。

一部ユーザーでは金属製の箱に収めれば良いと勘違いしているようですが、出火防止措置及び延焼防止措置は標準規格としている為、規格証明できないものはアウトです。

また地域によってOKとなっていたのは回答した担当者の認識不足であって、有事の際に「以前消防署に確認した時はOKだった」といった理由は通りません。

 

★リーフバッテリーの容量的落とし穴

24kWhのバッテリーが多いので24kWh限定で話をすると、前期型は既に15年程経過しており、かなり劣化しています。

仮に8セグで、実効容量70%のもので組まれた48Vバッテリー6.8kWhを5万円で購入したとし、一方メーカー製LFP5kWh・5年保証品を15万円と比較してみましょう。

・リーフバッテリー:購入時実効容量4.78kWh

・LFPバッテリー  :購入時実効容量5.12kWh

 

LFPバッテリーは5年使用しても実効容量はあまり変わりませんが、リーフバッテリーは経年劣化が大きいので、5年で20%(約2kWh)以上減少します。

5年後6.8kWhとして購入したバッテリーが、2kWh程度まで容量低下しても消防法の縛りによって増設できないので、廃棄し買い替えるしかありません。

勿論アルミ線でバスバー接続しているような危険な商品を購入して、問題が起きてもノークレーム・ノーリターンと記載されているので何の保証もありません。

5年の保証と、IEC規格のLFPを購入した方が20kWh以下で使用できる事を思えば、ランニングコストから考えてもLFPを購入した方がメリットは大きいと思います。

 

★まとめ

オートモーティブエナジーサプライのEV用モジュール(出典:同社サイト)

リーフバッテリーでオフグリッド利用する場合

・モジュールを購入する場合

 24kWh(ZE0)の中期

 端子部の色が白いモジュール

 年式は2017年が〇・・・これでも10年経過

 セグメントは12が良いが9以上であれば〇

    別途BMSが必要

・48Vバッテリーとして購入する場合

 2017年の24kWh中期のモジュールであることを確認

 セグメントは9以上※表記無は論外

 バスバーが銅バーで端子接続されている事

 各セルがボルトでしっかり固定されている事

 BMS60Aであれば14sq以上の母線

 BMSは、ユーザー側で情報が読み取れ管理できる事

    端子部等の充電部は絶縁保護がされている事

 電圧及び内部抵抗(IR)を測定してモジュールを揃えられている事

以上の確認ができないような出品者からは、いくら格安でもトラブルになるどころか事故を起こしかねないので購入しない方が良いですね。

また、容量や種類の違う異種バッテリーを並列可能と言っていたり、セルバランスがセグ欠けの原因と間違った知識を持った販売者の商品は、知識が欠落しているので出品している商品の品質も疑った方が良いです。

 

またオフグリッド利用では消防法により2並列6.8kWhが上限で、中古セルであることから容量低下は避けられません。

特にオフグリッド初心者の方は、単純にLFPよりも安いという理由で、安易に手は出さない方が良いです。

もちろん、リーフバッテリーを否定しているわけではなく、正しい知識を得て粗悪品に手を出さないよう注意喚起です。