趣味のお部屋

やってみたいと思ったことが趣味…それを極めたらプロかな?

200V用ハイブリッドハイブリッドインバーターを100V出力させてみた(*´艸`*)

今回もハイブリッドインバーターで色々実験して遊んでみました♪ヽ(*´∀`)ノ

 

タイトル通りです♪

 

今回の餌食もHF2430S80-H

youtu.be

今回使用したソフトは下記からダウンロード可能です♪

ソフトウェア:Baseblock Com Test Pro

www.baseblock.com

このソフトウェアはModbusデータの送受信テスト用で、

・機器ID、ファンクションコード、データ数は先に設定

CRCチェックは自動生成

基本的に、アドレスとデータだけ把握すれば、簡単にModbusデータを読み書きできます( *・ω・)ノ

 

使い方は、まずUSB接続ポートを指定します。
※自動認識しないので、正しく選択する必要があります

Step1

BandRate⇒9600

DataBits⇒8Bits

Parity⇒None

StepBits⇒1StepBit

Delay⇒5ms

Timeout⇒100ms

Echoback⇒Disabled

RTS Control⇒Disabled

Reverse CRC⇒Disabled

 

Step2

Device⇒1…機器ID

Command

・Read Holding Register(s)⇒03h…読出し

・Write Holding Register(s)⇒10h…書込み

Register⇒アドレス⇐ここにModbusアドレス入力

#Registers⇒1…データ長(01h⇒2byte)

Function

・読出し⇒3(03h)

・書込み⇒16(10h)

Loop command⇒Disabled

Error Checking⇒Enabled

Show Error Dialog⇒Enabled

 

Step3

Read registers…読出たデータ一覧

Write registers…書込みデータ一覧⇐ここに書込むデータを入力

Raw Data…送受信データ

Data Log…送受信データログ

 

⇓ Modbusアドレスや書込むデータについては、こちらの記事を参考

msn-06s.hatenablog.jp

 

やっていることは設定38:インバーター出力電圧の設定値を書き換えているだけです。

 

ハイブリッドインバーターのハード面の記事を前回アップしましたが、

msn-06s.hatenablog.jp

100Vモデルと200Vモデルのメイン基板が共通だと言うことと、コントロール基板が24V系も48V系も共通だと判りました。

わざわざ電圧の違うモデルを別々に作るだろうか?という疑問があったので、

実験的に200Vモデルの電圧を下げたら、100Vまであっさり下がりましたww

 

これはあくまでも実験で、実際に負荷をかけて使用している訳ではないので、実用できるかどうかは不明です。

ハイブリッドインバーターの基本的な動作は、内部で400V前後に昇圧してから任意の電圧に落として出力するので、問題はないと思いますが、

試してみたい方は自己責任でお願いします。

 

また、AC入力電圧については低電圧と過電圧の設定値があるので、仕様通りの電圧しか入力できません。

あくまでもインバーター出力の電圧のみが変更できます。

 

今回はUSB接続で実験していますが、自宅のローカルネットワーク環境であればTCP/IPでの接続も可能なのでWi-Fi接続のデータロガーにもアクセス可能かと思います。

 

SRNEのモニタリングソフトiPowerは、設定38までしかアクセスできないので、PCから設定するにしてもHYPやASFからでは使えません。

こちらのソフトを使用することでSmartEssやDessmonitorのデバッグ機能と同じようにハイブリッドインバーターの設定を本体以外から変更する事が可能です。

 

SmartEssやDessmonitorのデバッグ機能を使うよりも遥かに簡単ですね。