ネイチャージは中部電力のサービスですが、他の電力会社でも同様のサービスはあるかと思います。
具体的には前日にメールで節電時間帯やピークシフト時間帯の通知が入るので、その時間帯の電気の使用量をコントロールするだけでポイントが貰えるというサービスです。
今の時期のように日中に電力が有り余る時に、電気を使う時間帯が指定されます
また冬季の夕方のように電力が不足になる場合は、節電する時間帯が指定されます。
節電は平日に指定されることが多く、電力シフトは企業が休日の土日祝日に指定されることが多いですね。
3時間帯料金プランなので土日祝日は、終日ホームタイム料金なので電力シフトで買電しても、特に損することは無いのでこのサービスを有効に活用するだけで節約になります。
また、このサービスでは住宅太陽光のように系統接続型だと発電を止めない限りはピークシフトは不可能なので、独立自家消費型に適したサービスとも言えます。
⇓ 太陽光発電と蓄電池で完全自家消費して節電した時
⇓ 発電電力を蓄電池の充電に全振りして自家消費時間をずらした時
⇓ この日は自家消費時間をずらして13.6ポイント(13.6円相当)ゲット♪
ポイント数の計算方法は、
1.直近数日の平均使用量を算定
・アクション対象日が平日の場合:直近の平日(アクション対象日は含まない)の5日間のうち、対象時間帯の使用電力量の多い4日の平均値を算定。
・アクション対象日が土日祝の場合:直近の土日祝(アクション対象日は含まない)の3日間のうち、対象時間帯の使用電力量の多い2日の平均値を算定。
2.平均使用量の当日調整をおこない「ベースライン(当日調整後)」を計算
・アクション対象時間帯の直前の使用量も同様に「当日」と「直近数日平均」で比較し、その差を用いてベースラインの当日調整を実施。
※(注)気温や天候などの影響を排除するためにベースラインの当日調整をおこなっています。
3.「ベースライン(当日調整後)」と「当日の使用量」を比較し実績(貢献量)を算定
・「ベースライン(当日調整後)」と「当日の使用量」の差分を計算。
※(注)節電依頼の場合、減少分が実績(貢献量)となります。(増加した場合は0Whと表示)
ピークシフトの場合、蓄電池(バッテリー)を接続した独立自家消費型太陽光では、日中電力消費0kWhにできるので、当日時間帯の電力使用量全てが対象となるので効果は最大となります。
節電の場合、夕方に実施する事が多いので普段から夕方の放電をやめ19時以降に放電しておいて、節電アクションの日だけ夕方蓄電池放電させれば効果は最大最大となります。
特に節電とかしなくても、インバーター出力の時間制御だけで微々たる金額ですが節約できます。
タイムスロット搭載のハイブリッドインバーター又は、当方のように外部制御で出力制御すれば、タイマーで事前に設定しておくだけなんで何も難しい事はありませんね。