まずはバッテリー配線保護用ブレーカー
最近急激に気温が高くなり…
時々バッテリーの配線保護用に設置したブレーカーが落ちるようになりました( ;´・ω・`)
予算上ケチって小容量の物を選定したのもあります( ´;゚;∀;゚;)
現状NE62A 2P2E60A DC125V(日東工業製)※DC125Vまで対応です。
そもそも設置した当時ブースターケーブルを代用し、バッテリーとハイブリッドインバーターを接続していた為、配線許容電流が心配で小容量の物を選定していました。
現在はネツタフ115HKIV38sqを使用しているので、許容電流は200A以上あります( *・ω・)ノ
NE62Aの動作特性 ↓
・周囲温度10℃ 60Ax117% →70A
2倍(定格電流200%)の電流が流れた場合、140A(約1~3分後に遮断)
1.5倍(定格電流150%)の電流が流れた場合、105A(約3~10分後に遮断)
1.25倍(定格電流125%)の電流が流れた場合、87A(約7~20分後に遮断)
・周囲温度40℃ 60A
2倍の電流が流れた場合、120A(約1~3分後に遮断)
1.5倍の電流が流れた場合、90A(約3~10分後に遮断)
1.25倍の電流が流れた場合、75A(約7~20分後に遮断)
ハイブリッドインバーター1台当たりの出力は3kWなので、
3000W÷26v(蓄電池電圧)→ 115A ≒ブレーカー容量125A、配線KIV38sq相当
2500W÷26V → 96A
2000W÷26V → 76A
1500W÷26V → 57A
上記より1.5kW程度の負荷であれば、全く問題はありません。
2kWでも5分程度の連続負荷であれば問題なし。
2.5kWになると3分以上の連続使用はダメ。
3kWでは1分以上の連続使用はダメとなります。
我が家は3台運用なので負荷が分散してあるため、通常は1.5kW~2kWまでの運用ですが、これからの時期エアコンが使用されると、ブレーカーがトリップしまくる可能性も( ´;゚;∀;゚;)
冬季は気温が低く遮断電流のマージンが高かったのですが、夏季は逆に低くなるのでヤバいですね…
ブレーカーの容量アップは必須です。
先日、早速200Vで使用しているバッテリー用のブレーカーがトリップしました。
ハイブリッドインバーターから発する熱で周囲温度は30℃超えとなっています。
IH使用で91Aの連続出力でトリップしました。
NE102Aの動作特性 ↓
・周囲温度10℃ 100Ax117% →117A
2倍(定格電流200%)の電流が流れた場合、234A(約20秒~2分後に遮断)
1.5倍(定格電流150%)の電流が流れた場合、175A(約1~15分後に遮断)
1.25倍(定格電流125%)の電流が流れた場合、146A(約3分~1時間後に遮断)
・周囲温度40℃ 100A
2倍の電流が流れた場合、200A(約20秒~2分後に遮断)
1.5倍の電流が流れた場合、150A(約1~15分後に遮断)
1.25倍の電流が流れた場合、125A(約3分~1時間後に遮断)
75Aと100Aの仕入れ値は同じなので、100Aで検討してみました。
Max3kW出力時115Aなので、Maxで5分ぐらい稼働しても問題なさそうです。
その前にインバーターの方で過負荷で停止しそう。
メーカー推奨は150Aブレーカーですが、NE102A(日東工業)であれば100Aブレーカーでも問題なさそうです( *・ω・)ノ
コスト的には
NE62A(60A)→ 3000円程
NE102A(100A)→ 5000円程
NE152A(125A)→ 万超え
3台分のブレーカーを交換すると、125Aでは3万円超えます( ´;゚;∀;゚;)
とりあえず電材屋さんで100Aを購入し、早速取替。
これで夏は乗り切れるかな♪
次に、200V用のハイブリッドインバーターに接続したPV配線保護用ブレーカー
DC500Vまで対応したブレーカーを探しましたが、国内メーカー品ではDC250Aまでしかありません( ;´・ω・`)
PV用の物は、ブレーカーではなく素子の無い開閉器なので、もしも大電流が流れてもトリップしません。
その為、DC250Vまで対応したものとします。
HF2430S80HのPV入力はDC500V/13Aの最大4kWなので、250Vx13A→最大3.25kWまでになります。
我が家では3kWもパネルを設置できないので問題なし( ;´・ω・`)
最大電流は13Aなので、15Aを選定。
日東工業製で揃えても良いのですが、三菱製の方が多少安く入荷できるので三菱製のブレーカーを選定しました。
NF32-SV 2P15A → 3000円程度
こちらも電材屋さんで購入しました。
これで配線保護は完了かな(*ノ´∀`*)ノ