趣味のお部屋

やってみたいと思ったことが趣味…それを極めたらプロかな?

制御盤改造~♪ヾ(*・∀・)ノ

100V回路用のハイブリッドインバーターの夜間充電制御と商用ー発電切替制御用に製作した電源切替制御盤でしたが、200V回路用のハイブリッドインバーターの不具合解消の為、改造する事にしました( *・ω・)ノ

 

↓改造前

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左側L1側制御、中央L2側制御、右側主幹及び常用制御負荷

夜間充電は左下の2P電磁接触器を常用電源に接続したスマートプラグでコントロール

電源切替は3.7kw用電磁接触器2個をインターロック制御し、ハイブリッドインバーター出力に接続したスマートプラグでコントロール

 

元々は200V用の制御回路も組めるように設計していましたが、主幹及び遠隔操作回路を組み込んだ為、設置スペースが無くなりました。

今回はここへ200V用の制御回路もムリヤリ組み込みました( ;´・ω・`)

 

↓改造後
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もっと見映え良くしたいのですが、なかなか長時間停電もできないので…( ´Д`)=3

かなりごちゃごちゃしているので、ちょっと不満…

常用制御負荷の充電制御用のスマートプラグは制御盤の外に移動しました。

まぁコンセント負荷なので露出設置でも問題無いでしょう。

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今回組み込んだのは、今まで外部に設置していた3P30A切替器、ハイブリッドインバーターAC入力及び出力用の2P2E30A安全ブレーカー2個、3.7kw電磁接触器2個

 

ハイブリッドインバーター①(L1用)とバッテリーを共用しているので、同期させた方が都合がよくL1のインバーター出力(100V)で制御するため、電磁接触器のコイル電圧は100Vを選定しています。

単独で切替制御したい時は困るので、スマートプラグ制御にしたいのですが、リレーを組み込むスペースが無いので断念…( ;´・ω・`)

 

余談になりますが、今回使用した電磁接触器は、三菱製のS-T35でL1制御で使用したものと同じハズですが…

まず購入価格は4700円/1個と遥かに安価で、日本製でした。(購入先→分電盤・架台・ドアホンのザイマ楽天市場)

前回購入価格は5500円/1個…中国製(購入先→楽天市場)

どちらも仕事でお世話になっている電材屋さんよりは安いんですけどね…

見比べると見た目は同じですが、シルク印刷が違うんですのね…偽物でしょうか???

 

ハイブリッドインバーター(200V用)の設定変更

100V側と切替制御を同期させたので、バッテリーの過放電電圧設定の電圧値を低めに変更し、過放電でバイパス出力に切替わらないようにしました。

バイパス出力をオフにしてしまうと、過負荷でインバーターが停止した場合では、今回組んだ制御回路は働かない為、バイパス出力は必要です。

100V側は商用電力からの充電制御の為、日中はハイブリッドインバーターへの商用電力を断っていますが、200Vのハイブリッドインバーターでは商用電力からの充電をしない為、常時商用電力を入力させています。

 

今回の改造で、この制御盤に投資した全費用…7万円程になりました…( ´Д`)=3

24Vハイブリッドインバーターの方が、安くシステムを組めると思っていましたが、やはり単相3線式ハイブリッドインバーターの方が安くコンパクトにできますね…( ;´・ω・`)

・ハイブリッドインバーター3台→16万円+制御盤他3台分の配線及びブレーカー→9万円=25万円程…

対して単相3線式ハイブリッドインバーター→20万円~

24Vシステムのメリットと言えば、

・1台壊れても他は使用できるため、被害は1/3

・市販LFPバッテリー使用で12kWhまで使用可能

・バッテリーが1個ダメになってもシステムダウンに繋がらない。

・マルチストリング環境にできるのでPV入力を統一する必要がない

このくらいでしょうか…( ;´・ω・`)

デメリットは…

・設置場所を多く必要とする

・バッテリー並列数を抑える為、システムを分割する必要がある

・出力容量の上限が低い(3kW)

・配線が複雑になる

もう完全に自己満・趣味の世界になってますね…( ´;゚;∀;゚;)