ソーラーパネルは、光が当たれば僅かでも発電しています。
しかし、ハイブリッドインバーターは10W未満の発電電力は無効にされます。
正確には屋根裏の10m近い距離をVVFケーブルにて配線している為、朝から40℃近い温度とケーブルの太さによる電力損失等により50W未満の電力が無効にされています。
PVケーブルを14sq相当で配線すればロスも減るとは思いますが、コスパ的には無いかな…( ;´・ω・`)
熱による配線抵抗の増加は、折板屋根上に設置したパネルも同様で、折板上をPFD管内に配線している為、当初から発電量不足を感じていました。
その点、チャージコントローラーは、パネル付近に設置している事もあり、10W程度でもしっかり発電します♪
現在は半分(220W)を直接ハイブリッドインバーターへ、もう半分(220W)をハイブリッドインバーターとチャージコントローラーへ切替できるように設置しているので、早朝チャージコントローラーに切り替えて、ベランダに放置しているポータブル電源へ充電しました。( *・ω・)ノ
チャージコントローラーでは40W発電されているのに対して、ハイブリッドインバーターでは発電されていないのがわかります。
↓ 7時頃のチャージコントローラーの状態
↓ 同時刻のハイブリッドインバーターの状態
※SmartESSアプリが日本語表記されるようになりましたが、大幅に改良されており操作性(リセット、ソフトON/OFF、その他設定)や視覚的(固有名表記、個別でアラームが表記等)には大変良くなりましたが、データ詳細のリロードができないのは不便です( ;´・ω・`)
このポータブル電源はメーカー製ポータブル電源と違い構造は単純で、樹脂ケース内にディープサイクルバッテリーと500Wインバーター回路が内臓されているだけです。
その為、他のバッテリーへ充電するにも並列接続してあげるだけという…( ;´・ω・`)
付属充電器もアンダーソンコネクタにMC4コネクタで接続という手作り感満載の物で、バッテリー接続ケーブルもMC4コネクタで接続。
MC4コネクタの許容電流って、30Aなんですね…( ;´・ω・`)
配線が燃えるのも嫌なので、間に10Aブレーカーと逆流防止ダイオードでも取付けようかな…
ちなみに、↑こちらのバッテリーは数ヶ月前に交換したカーバッテリー(アイドリングストップ車用M42)。結局交換した新しい方のバッテリーは廃車と運命を共にしてしまい、勿体ないことをしました。
自動点滅器とタイマー制御又はスマートプラグでMg操作して、太陽光発電の出力先を変更できるようにすれば、自動で無効発電電力をチャージコントローラー経由でバッテリーやポータブル電源に充電することができますね。
S-T35スペック
接点容量DC24V以下35A
補助接点容量DC48V1.5A
※図ではMg補助接点にPV入力を入れていますが、接点容量不足で焼損します。
現実に回路を組む場合はPV用にもう2個Mg(接点容量10A~15A)を設置して主接点にPVを接続し、それぞれをチャージコントローラーのPV入力と、ハイブリッドインバーターのPV入力へ接続。それぞれのコイル電源は100Vから取り、S-T35のa接点にチャージコントローラー用のMg、b接点にハイブリッドインバーター用のMgを経由させることで対応。
各Mgはインターロック制御でPV出力を同時に行えないようにした方がいいですね。