前回SRNE系(Lvyuan等)ハイブリッドインバーターで使用できるスマホアプリでSmartEss以外のアプリについて記事にしましたが、今回はチャージコントローラー用のアプリで使えるものは無いか検証してみました(;´∀`)
まず、使用しているチャージコントローラーは
SRNE系 ML2440
Lvyuanも同型式のチャージコントローラーを販売しており、ML系チャージコントローラーはバッテリー対応電圧と最大充電電流によって型式が決まっています。
スマホと接続する手段は、BT-1というBluetoothユニットを接続することで、通信可能となります。
恐らくRenogyのRover系もML系のカスタマイズ製品と思います。
このチャージコントローラーは「Solar APP」というアプリで接続できるのですが、Googleアプリストアから消えており、SRNE公式サイトでもアプリDLが消えています。
使用の際は何故か必ずファイルアクセスの権限と位置情報の権限は必須です。
今回はこの「Solar APP」に代わるアプリを探してみました。
↓ 「Solar APP」
↑ 画像はずいぶん前に使用した時のデータです。
使い勝手は良いのですが、マルウェア疑惑があるので…( ;´・ω・`)
・Renogy BT
まず、Renogyの「Renogy BT」
Renogyユーザーは、このアプリを使用していると思いますが…
相変わらず、評価悪いですね(´д`|||)
コイツは、見るからに「Solar APP」そのもので、色がRenogyカラーにカスタマイズされているだけのようです。
以前インストールしたら、セキュリティソフトにマルウェア認定されていました( ;´・ω・`)
「Solar APP」の代用としては問題外です。
・SRNE Monitoring
次は本家SRNEのアプリ「SRNE Monitoring」
↑ (HD)の方はタブレット用のようです。
早速インストールしてみました。
「Solar APP」とは見た目、全く違う感じのアプリになっています。
権限は位置情報のみです。
アプリを起動すると、いきなりアプリのアップデートを促します。
Googleプレイストアでの最新版をインストールしているので、キャンセルしてアップデートは無視しましょう。
※アップデートをすると、Googleプレイストアを経由せず直接アップデートとなるので危険です。
アプリの使用方法はBluetoothをONにして画面右上の+をタップすると、接続可能な機器を読み込みます。
機器の認識が成功すれば、上記のようにアイコンが表示されます。
Wi-Fiモデルでも接続可能のようですが、確認はできていません。
このアイコンをタップして接続します。
↑ リアルタイムステータス画面
中央の”Chart”をタップすると、下部がリアルタイムチャートになります。
↑ 履歴画面
累積データを表示します。
中央の”List”をタップすると、詳細データをリスト表示します。
また、”Change”、”Dischange”をタップすると充電放電の各データが表示されます。
右上の歯車アイコンをタップすることで設定画面になります。
↑ パラメーター設定画面
項目が白い設定部分については、パラメーター変更が可能。
グレーの設定部分については、固定です。
バッテリータイプをUser definedに変更すると全項目が変更可能となります。
今までの「Solar APP」では、この機能が使えませんでした。
本体から設定できるパラメーターは一部なので、このアプリを使用することによって全パラメーターの設定が可能となります。
これでチャージコントローラーも設定を弄って遊べるようになりました(;´∀`)
恐らくRenogy系チャージコントローラーでも使用可能と思います。
・Solar App
「SRNE Monitoring」を中華系似非日本語版にしたものが「Solar App」です。
※「Solar APP」のアップデート版ではなく、全く別のアプリになります。
こちらもインストールしてみました。
こちらも「SRNE Monitoring」同様、直接アップデートを促してきます。
キャンセルを選択して、Googleプレイストア経由のアップデート以外はしないようにしましょう。
↓ デバイス選択画面
アイコンは汎用の形状になります。
こちらは「SRNE Monitoring」とは違い、bluetooth接続専用アプリとなっています。
↓ リアルタイムステータス画面
視覚的に日本語だと判りやすいですね。
この画面ではチャージコントローラーからの放電を手動でオンオフできます。
↓ 履歴データ画面(リスト)
「SRNE Monitoring」と同じです。
ヒストグラムをタップするとリアルタイムチャートに変わります。
↓ パラメーター設定画面
「SRNE Monitoring」と違い右上のアイコンで、設定データをファイル保存したり読み込みできるので、こちらのアプリの方が優れています。
まだ、すべての設定値を弄っていませんが、最低温度設定は反映されませんでした。
充電電流、各電圧、最大温度は変更可能のようです。
↓ パラメーター入力
スライドバーと+-で設定できます。
早速「Solar APP」をアンインストールして、今後は「SRNE monitoring」と「Solar App」を使用することにしました( *・ω・)ノ