試しにSRNEの”Solar Station Monitor-inverter”をインストールしてみました。

SRNE公式サイトの製品ページからダウンロードできます。
こちらのiPowerというソフトと中身は同じものです。
ソフトをインストールして、USBでPCと接続し、インバーターを認識させれば使用できます。

インバーターの設定項目が表示・変更できます。
ただ、バッテリーの充電電圧に関する項目の変更は、このソフトからできませんでした。
また、本体では24V表記の電圧設定ですが、ソフト上では12V表記の数値になっているので、2倍して読む必要があります。
48Vモデルの場合は4倍ですね。

このソフトの利点は充電電流や出力電圧等、本体よりも細かく設定が可能です。
そのため、商用電力からの最小充電電流は0.1Aに設定ができます。

我が家は3時間帯別プランなので、現在実験的にタイマーで23:00~7:00までAC電力供給するようにし、その時間帯に0.3A(BMS上3.5A)で充電しています。
また、AC出力電圧が100V以下(99.9V)に下がることがあるので100.5Vで設定していました。

インバーター内に時計を内蔵しているので、これを正しく設定しておかないと入出力データを正しく読めません。
なかなか良いソフトだと思うのですが、バッテリーのSOC(残量)は本体でも同じですが、全くアテになりません。
ハイブリッドインバーターのSOC表記の謎については判明済み。2025/1追記
RS485でBMSをモニタリングできるようですが…

バッテリーは単体でスマホアプリの方でBMSをモニターできるので特には困っていません。
一番困るのは、Wi-Fiと同時に使用すると接続できなくなるので、一度インバーターの電源(AC、DC、PV全ての電源を遮断)を落とさないと再接続できません。
恐らくWi-FiとUSBでデータがクラッシュするんでしょうね( ;´・ω・`)
USB接続している状態ではWi-Fi接続の方も上手くいきませんでした。
2025/1追記
Wi-FiモジュールとUSBは同じRS485-1を共有しており、同時接続するとModbus通信のマスター機器が2つ存在してしまう為、機器間でビジー状態となり通信不能となるようです。
その為Wi-FiモジュールとUSBの同時接続はできません。