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HYP4850U100-Hハイブリッドインバーター単体テスト( *・ω・)ノ

現在L1側のハイブリッドインバーターHF2430U60-100からHYP4850U100-Hに交換して、試験運用しています。

 

本来ハイブリッドインバーターは蓄電池を取り付けて使用するものですが、HYP4850U100-Hの機能の1つでバッテリー接続無しで動作させることができます(*ノ´∀`*)ノ

※SRNEのASF系やLvyuanのSPI系にも実装されている機能で、設定34TOLOAD(AC入力とPV入力を混合させて出力するモード)により、蓄電池を接続していなくてもエラー停止せずにPVで発電した電力を使用する事が可能です。

 

負荷が大きければ発電量も多くなり発電量が少なければグリッドから電力供給を受ける感じで、逆潮流しないパワコンと思えば良いですね。

当然、AC入力がなければ動作しないのでオフグリッド環境ではこのモードを使用できません。

↓ 蓄電池スイッチを遮断している為、蓄電池残量は無くなっています
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LCDで蓄電池電圧が57.1Vと表示されていますが、ハイブリットインバーターの蓄電池へ出力される電圧が計測されているだけであって、この時蓄電池はサーキットブレーカーで遮断しています。

PVで発電された電力がインバーターで交流に変換され、AC出力端子へ流されます。

ただ使用電力に合わせて発電量を調整しているので、余剰電力は全てカットされてしまいます(;´∀`)

↑ 15時過ぎにPV出力が減り、日没と共に買電されている事がわかります( *・ω・)ノ

ちなみに、午前中にBAT-S48100を1台(SOC31%)を太陽光でフル充電している間は、L1(HYP)は商用電力に切り替えており、13時過ぎからHYP単体によるインバーター出力へ切替えています。また、L2インバーター(HF2430U60-100)は10時以降から使用しており、200V負荷については現在商用電力のみで稼働しています。

HYPは5kW出力のインバーターですが、現状制御盤で3kWに入出力制限している為、3kW以上使用しなければ特に問題はありません。もし3kWを超えたら、サーキットブレーカーが過電流でトリップしてしまうだけです。

HYP4850U100-Hの機能をフル活用できないだけで、置換えは可能ですが、蓄電池無しの場合は今までの制御方法とは違い、ハイブリッドインバーターを使用している場合はAC入力を必要とするので、

・充電制御ON⇒インバーター出力ON

インバーター出力OFF⇒充電制御OFF

といった使用方法をとらないと、ハイブリッドインバーターの必要が無い時はハイブリッドインバーターの消費電力分を無駄に買電する事になります。

 

あくまでも蓄電池に異常があったりメンテナンス時で蓄電池が使用できない場合に、発電した電力を利用する手段と思ってよいと思います( *・ω・)ノ