趣味のお部屋

やってみたいと思ったことが趣味…それを極めたらプロかな?

結局どうなんよ?自家発電・・・驚愕の結果!

今年に入ってコツコツとソーラーパネルの設置や、ハイブリッドインバーターの設置をしてきて、やっとここまで辿り着いたって感じです。

これまでに掛かった費用は、パネル架台(テラス屋根含)や制御盤など細かい材料も含めると、約110万円…。゚(゚´Д`゚)゚。

 

結構な出費です…

 

 

まず、我が家の現況

親子二世帯7人構成

・電力会社契約 中電Eライフプラン6kVA(オール電化割引無し)

・主な負荷設備 エコキュート4.6L、IHクッキングヒーター2台、エアコン4台、電子レンジ2台、冷蔵庫2台、炊飯器2台、電動ポット、オーブントースター、洗濯機2台、他照明・換気扇・PC等…

・付帯設備 太陽熱温水器

発電設備 太陽光 1kW(ソーラーパネル 110Wx4枚、70Wx8枚)、ハイブリッドインバーター 9kW(100V3kWx2台、200V3kWh)

蓄電設備 12kWh(25.6V100Ahx5個/リン酸鉄リチウムイオン3.2V・4000Ah・セル)

 ※7kWhと5kWhの2系統に分けています。

蓄電設備容量は4800Ah・セル未満で使用する為、実質最大容量ですが、太陽光発電は1kWしか無いので容量不足です。

ですが、気温・天候等の使用量と発電条件が良ければ夜間電力だけで生活できそうです。

7時~20時まで商用電力を使用せず、発電・蓄電電力で賄いました♪

独り暮らしなら充分オフグリッドできそうなんですが・・・
爺さんと子供達は節電する気が全く無く、ガッツリ電気を浪費してくれます…。゚(゚´Д`゚)゚。

しかし、この結果には

大満足(*ノ´∀`*)ノ

今回はソーラーパネルにかなり貢献していただいた感じです。

 

↑ IHクッキングヒーターの使用量:1.9kWh

この子は夜間割引時間帯でもバッテリーの電力で動作します。

またPV発電量が0kWhでも24Ah充電されているのは、商用電力から常時微量に充電している為です。1時間当たり1Ah充電されています・・・

 

↑ 100Vインバーター①の使用量と発電量:使用量4.2kWh、発電量3.3kWh

IHと共用のバッテリーですが、300Ah-(73Ah+99Ah)→128Ah程度残りました。

悪天候だと17時まででSOC20%以下まで減ってしまうので、バッテリー容量を減らす事は無いです。

 


↑ 100Vインバーター②の使用量と発電量:使用量9.1kWh-2.4kWh→6.7kWh、発電量2.5kWh
発電量が少ない為、バッテリーが温存できず、21時に過放電でインバーターが停止しています。
PV入力次第で23時までインバーター出力可能だと思えます。

バッテリー容量があと100Ahあれば余裕なんですけどね…

 

太陽光発電(3ヶ月平均:60.7kWh)

1月:14.3kWh

2月:25.8kWh+1.8kWh → 27.6kWh

3月:36.5kWh+36.3kWh → 72.8kWh

 

インバーターの出力量(1ヶ月あたり:384kWh)

1日 1.9kWh+4.2kWh+6.7kWh → 12.8kWh

 

バッテリーはソーラーパネルが全く発電しない日でも9:00~17:00まで使用できるので、デイタイムはバッテリーから出力し、@ホームタイムはソーラーパネル出力と仮定できます。

また、バッテリーはナイトタイムに充電を行っている為、ナイトタイム料金とデイタイム料金の差とインバーター出力量の積で求められます。

 

デイタイム 384kWh-60.7kWh x ナイトタイムとの差額 17.99円 → 5,816円

 

太陽光発電は、自然エネルギーを利用した発電なので発電コストはありません。

また、余剰電力はバッテリーへ充電される為、全て利用できる状態です。

その為、@ホームタイム料金との積で求めることができます。

 

@ホームタイム 60.7kWh x 26.15円 → 1,587円

 

以上で求めた金額の合計により、

1ヶ月あたり7,400円程の節約♪ヾ(*・∀・)ノ

 

この金額で試算すると・・・1年あたり88,800円の節約となり

単純に10年で888,000円となるので、約12年で今回の設備投資分の採算が取れます(*ノ´∀`*)ノ

更に、燃料調整費分は含まれていない試算なので、燃料調整費と発電量の積だけ節約することになります。

 

太陽光発電については、毎月のデータを見ていると1ヶ月あたり12日程度が晴天日といったところですが、一番条件の悪い1月~3月で試算したのでもう少し節約できると思ってよいでしょう。

現状のソーラーパネル容量でこの結果なので、もっと増やせばもっと節約できる・・・訳ではなく、バッテリーが満充電になれば余剰電力は全て無駄になるので、節電目的なら1.5kWあれば充分です。

数日間停電した場合の備え的に考えると、日中充電→夜間使用が望ましいので、非常用としては5kWくらいの発電容量が必要になります。

これからコツコツ増やせばいいかなって感じですね。

システム更新時も、パネル1枚当たりの処分費は1,200円程なので、仮に全てを撤去しても2万円程なので、充分採算が合うということになります。

前回試算した時は、まだ1日の発電量が2kWh程しかなく、電気代爆上がり時の試算でしたが、今回は電気料金値上げ後の標準価格での試算ですので過剰試算ということもなく、燃料調整費はじわじわと上がるようで…今後はこれよりも早い段階で採算が取れると予想しています。

このままでも十分満足な結果ですけどね♪

 

某メーカー製ハイブリッドシステムは、我が家と同等のスペックで定価1000万円( ´;゚;∀;゚;)

信頼性は、はるかに高いとは思いますが、

コスト高い=採算合わない

DIYは、全くの保証無し(1年程度のメーカー保証程度)ですが、メーカー保証25年を900万円の差額で考え金額に換算すると

年間約36万円の手厚い保証

生命保険でもこんなに高くないですよねww

もちろん、定価販売なんてあり得ないのですが、半値としても500万でも年間20万円を保証として支払うことになります…( ゚д゚)ポカーン

こんな金持ち向けの商品は、とても手は出せませんね。。。

 

でも、P社の「翌日の天気予報で夜間商用電力から充電する」という機能は良いなあって思いました。DIYレベルでは真似できません・・・。゚(゚´Д`゚)゚。